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2006年4月 2日 (日)

週末のトリートメント(2)

金曜日から来ていた、14歳の女の子は、今日の夕方帰りました。
トリートメントは、土曜日の夜、寝る前に行いました。

金曜日の午後から土曜の夜までは、友達の家に遊びに来たような、そんな感覚のなかで、話をしたり、食事をしたり、距離感をちょっとでも少なく出来るような時間です。きっと長くかかるトリートメントですから。

土曜日の夕食は、私だけが遅くなってからでした。国分寺での新規の仕事があって、帰宅は、20:40でした。

食事の後、彼女を呼んで、しっかり目を見て話をしました。

「Jチャン、オジサンとオバサンがどんな仕事しているか聞いているよね。まぁ、身体を使う仕事と、アロマセラピーをやってるでしょ。それで、たのまれたんだけど、正直言って、Jチャンのようなケースって初めてで、いろいろな人に教えてもらったり、本を読んだり、勉強しなおしたんだよ。
はっきり言って、すっかりきれいになるのかは分からない。でも、皮膚のテカリやデコボコがちょと良くなるかもしれない。何回も何回も手術をしなければいけない、その回数を減らせるかもしれないし、意外ときれいになるかも分からない。
Jチャン、あなたの治りたいって気持ちが一番大切なんだけれど、どう?」

目を見てうなずく彼女。

「時間はかかるよ。半年、一年・・もっとだと思うけど、やってみる?オジサンもいろんな人に聞いたり、勉強しながら頑張るよ。
オバサンがトリートメントするからね。
じゃぁ、これからJチャンのためのマッサージ・オイルを作るからね。」

我が家の精油たちは、陶器の二段重ねの重箱に入れています。
重箱をテーブルに置き、準備していた精油とそのほかの候補になりえる精油を選んでもらいましょう。

予定の精油は・・・
ヘリクリサム・イタリック
ラベンダー・アングスティフォリア
マンダリン
ミルラ
カモミール・ローマン

Jチャンの好きな香りは・・・
グレープ・フルーツ
ユーカリプタス・ラディアータ
ライム

ヘリクリサムは、私にとっても始めての精油。香り立ちが強く、時間が経過しても持続します。記憶の中にある香りなんですが、思い出せない・・・食べ物の香りだったような気がする・・
いろんな面で強い効果があるようで、捻挫、傷の再生、熱傷の再生。テキストを読み返すごとに励まされます。精油の力を信じて・・・
作り上げたマッサージ・オイルの香りは、Jチャンも微笑んでうなづきます。

熱傷は、Jチャンの胸部(バスト)を被っています。左右の上腕。特に右は肘関節の周りを除き前腕まで。そして腰部にもケロイドが・・・
成長期の彼女は、このままでは、成長に合わせて何回か胸部の切開が必要になってしまいます。そうしないと姿勢を保てないばかりか、痛みがともないます。
成長が止まるのを待ち、美容整形・・というのが医学的なコンサルティングのようです。

14歳の彼女は、20歳すぎまで、そのときを待たなくてはいけない。

でも、その間に少しでも軽減できれば・・・

sayakaはトリートメントの後、何も話しませんでした。
私も聞きませんでした。

今朝、起きてきたJチャンに、
「どうだった?気持ちよかったかい?」と、聞くと、
「はい、すごくよかった。」

朝食を食べ終わってから、持ち帰るためのマッサージ・オイルを作りました。
使い方を注意して、荷物の中に・・・

また、近いうちにきてくれるといいのですが・・・彼女から、連絡が入ることでしょう。
我が家で過ごした、ほんの三日間。楽しく過ごしてくれたカナ??

sayakaがJチャンの傷のことを話してくれたのは、Jチャンとわかれてしばらくたってからでした。やはり、女性として、なんとしても良くしてあげたい・・ケロイドは正常な皮膚と混ざり合っている箇所もあり、困惑したようです。やはり胸が一番ひどい。

今回は、私達とJチャンとが親しくなれたことが一番の収穫でしょう。
これから、長い付き合いになるとしたら、時間の経過と共に、熱傷も心の傷も癒えていけることを望みます。

なんとか、Jチャンの力になれれば・・・・

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コメント

 先生、ありがとうございます!
3/28に病院で診察された時に、今の技術では、バイオ皮膚移植が彼女には適用できないと言われ。。でも、少しでも彼女に出来る事があればどんな事でもやってもらいたい!という願いでした。
先生のお宅にお邪魔した時に・・・彼女がお嬢さんと仲良くなって、すぐに溶け込み、先生達にも心を開いてるのを感じました。
彼女が帰ってきて、電話で話したら、声から楽しい時間を過ごしてきたのが感じ取れました。
トリートメントどうだった?という私の質問に、気持ち良かった!との答え。
本当に嬉しかったです。
キープのオイルがなくなったら、彼女が先生のお宅に行くことになってるみたいで、その日が待ち遠しい!感じでした。
人見知りの彼女が、すんなり打ち解けたのも、先生達の人柄です。
心のトリートメントをして頂きながら、身体もトリートメントして頂けて、嬉しく思います。
言葉にならないほど、感謝の気持ちで一杯です!!
何年かかるか分かりませんが、今後とも宜しくお願い致します。
彼女にとって良きスタートがきれたと思います。
本当に、ありがとうございます。

投稿: Jのおば | 2006年4月 3日 (月) 13時42分

Jチャンの叔母様へ。

よかったです。楽しんでもらったのですね。我が家はいつでもドアを開けておきますよ。

週末はクラブ活動との兼ね合いもあるようで、顧問の先生と話をしてみるそうです。

どのくらいの頻度でこれるのかも、これからのトリートメントの計画に必要な情報になりますから、Jチャンからの連絡を待ちますね。

ふーっと、気も心も緩めることが出来る場所にしてもらえればいいですね。

投稿: matt | 2006年4月 3日 (月) 14時02分

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